認める (流星)
吉田拓郎さんを知ったのは71年、小学校6年生の時だった。
5歳上の姉が買ってきたEP盤(A面『イメージの歌』 B面『マークⅡ』)を聴いた衝撃は、京都伏見の稲荷駅の踏切で待っていた時に、蒸気機関車C58が汽笛の咆哮とともに向かってきた感動と重なった。
それまでは荒木一郎の「いとしのマックス」をほうきをギターにして歌い始めてから、タイガースなどのGSサウンドを歌っていた僕は、ほうきを姉のクラシックギターに替えてマークⅡを弾き始めた。
拓郎さんの歌にはソウルがある。
今回のメッセージボードにも『流星でつのってしまった』と書かれているように、歌われるときに詩の内容・情景がこもった歌われ方をされる。
お客様で時々とんでもない歌詞に間違えて歌うのを聞くことがある。
大好きな歌といいつつ、どうしてここでその歌詞なのよって思ってしまう。
上手い下手の問題じゃない。
きっとその曲を歌う時に歌詞をちゃんと読む事をされていないのだろう。
鼻歌気分って感じなのかな?
まぁ楽しんで歌うという世界で考えれば、あまり突っ込む必要もないのでしょうが・・・。
歌を歌う事は、演劇と同じでその場面を自分で想定して演じる事だと僕は思い込んでいる。
『あ~』という声は音程だけでなく、強弱や感情によって異なるもので、楽しい「あ~」と空しいとか悲しい「あ~」はそれぞれ違う。
そんな事から、僕はついつい感情移入が強い歌い方をしてしまうのだけれど、それも拓郎さんの影響だと思っています。
さて、話変わって、お酒に酔うという事。
森下愛子のメッセージボードにある『面目なーいー』。
拓郎さんがお酒に弱くなったという事を書かれていますが、僕も若かった頃の事を思えば確かに弱くなった。
かつてお世話になった先輩方もみな、弱くなっていてちょっと残念な酔い方に寂しくなる。
原因をネットでちょっと調べてみたら、なによりも体力の低下によるものらしい。
お酒の効用という面では
1.食欲増進
2.ストレスの解消
3.発想の転換
4.疲労回復
の4つがあげられるそうです。
とはいえ、体力低下と共にアルコール中毒にもなりやすくなるとか。
拓郎様。
お酒が弱くなったのは体力の低下なのでは??
運動が嫌いなのかもしれませんが、発声ばかりでなく体力を取り戻すことをお考えいただけたらと願います。
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