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2016年11月13日 (日)

ライブ2016

『吉田拓郎 LIVE 2016』の全公演が終わった。

僕の欲しかったものは何ですか~♪。

1部の最後の曲 『流星』

そしてアンコールでの『人生を語らず』

この2曲に今までの時を越えてきた拓郎さんの思いがあり、今回のセットリストのストーリーのベースになっていたと感じた。

今回、10月3日のライブの第一印象は、何よりも声が綺麗だった事だった。

そのせいか拓郎さんの音楽の根本にあるSOULFULLな面が薄らいだように思えた。

いやいや、ダミ声がSOULという訳じゃなく歌い方なのですが。

それは歌詞とメロディの中にある吉田拓郎さんが70歳になっていたのかもしれない。

でも、最終日のパシフィコ横浜では違っていた。

明らかに英雄、吉田拓郎さんのSOULを感じた。何故かたまらなくなって涙が出た。


ライブ終了の後の到達感と裏に潜む焦燥感は、拓郎さんだけでなく参加したメンバーもファンにもやって来る。

いちファンとして、即、次のライブは・・・とか考えるのはやめよう。

ただ、拓郎さんの体力、モチベーションが萎えたりするような事を望まない。

ブランクがライブの遂行に影響するなどという事はあって欲しくない。

素敵なライブをありがとうございました。


70歳になった拓郎さんのメッセージボード。

拓郎さんのメッセージはにライブ終了後すべての書き込みが消去され、そして今日、長文のメッセージが書き込まれた。

今回のライブで何よりもメンバーの完成度の高さに満足し、こころからの感謝の言葉。

そしてファンには「本当」を共有できる日がくることを語ってくれた。

実は僕の勝手な思い込みですが、拓郎さんがメッセージを書かれるまで、書き込みをしなかった。

半分は願掛けかな?

話は変わって、先日のSONGSで拓郎さんがデビューした頃の若者は、老成していたと云われていた。

その老成の考えが、年齢を重ねた先人たちの心を振り払うような言葉を曲にして歌われていたのだろう。

それを聞いた僕たちの世代は何故かLOVESONGに走ってしまったような気がする。

僕は今、老成していたという拓郎さんが70歳になった立場での言葉を聞きたいと思う。

ラブソングではなく人生を達観した70歳の言葉は何か?

そんな言葉からの曲が聴きたい。

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