2012年の営業を終了しました。
1年間、Chot BAR 馬車道をご愛顧いただきありがとうございました。
今年は6月20日(吉田拓郎さんの『午後の天気』CD発売日)に7年半やってきた千種から車道に移転をさせていただきました。
移転につきましては『ここのままでいい!』というお声もいただきましたが、移転後には『ここもいいよね』って言っていただけるようになりました。
新規のお客様との出会いも以前とは確実に増えました。
昨日も2組3名のお客様が来店。
『6年前からネットでは知っていたけれど、拓郎ファンのすっごいオタクのかたまりが集まる場所だったらどうしよう??』なんて不安が先に立ち、なかなか来る勇気が無くて今日になった。』って。
8時前におみえになった時には、当然の如く緊張されて奥の席に着かれ、バランタインのハーフロックをお二人で注文。
きっと一杯だけ飲んでみてっておつもりだったのでしょうね。(僕も新規開拓の店ではそうしてますもの)
僕が厨房でバタバタしているうちに、常連のお客様がいろいろ話をしてくれたから、まずは挨拶代わりに拓郎さんの『親切』を1曲僕が歌わせていただきました。
それが良かったのかどうかは別にして、そのあと最終日を楽しみに来てくださった常連さん達といつの間にか意気投合され、時計が12時を過ぎていたのでは?
ウィスキーも2杯目からはハーフではなく馬車道のちょっいと大目の量を出させていただきましたが、お二人で8杯も飲まれてたんですね。
ゆっくり少しずつ楽しんでお酒を呑んでいただけて何よりでした。
そしてお帰りの時には、お二人ともとっても素敵な笑顔で『また来ます!』って握手をしてくださいました。(あー良かった)
お一人で来てくださった長沢さん。
30歳の若さで70年代フォークがお好きとの事でしたが日本酒も呑まれるとの事で岐阜の房島屋をお薦めさせていただきました。
最後の日という事もあって、騒がしい中にもかかわらず12時過ぎまでお付き合いくださってありがとうございました。
今、馬車道を愛してくださっているお客様も初めはみなさんいろいろありましたよね。
馬車道のお客様は『もうひとつの自分の部屋』と、よく言ってくださいます。
ちなみに来店していただいた時の僕の言葉は基本的には『お帰りなさい』。
『ども・・・』なんて時もありますが・・・・・
マイペースの僕は、お客様によっては無愛想って言われることもしばしば。
かずくんも僕の対応にむかついて3ヶ月来なかった。・・・・なんて事を忘年会の乾杯の席で言われていました。
馬車道の空気を感じていただくと、それが逆に自然になって、また来てしまう場所に変わります。(あくまでも僕の思い込みですが・・・)
先日、無事8周年を迎える事が出来ましたのも、素敵なお客様のご支援に尽きるものであり、改めて心よりお礼申し上げます。
今年もあとわずか。
あわただしい時が続きますが、健康にお気をつけて素敵な新年をお迎えいただきますことをお祈り申し上げます。
Chot BAR 馬車道
店主 佐藤 雅廣
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